こんにちは。えるぞうです。
3日目観光の続きです。
サンタマリアビーチ→モロ要塞→ホテル戻、破れたお札を銀行で交換してもらった話から少し戻ります。
翌日行く予定の銀行の場所を確認して、ホテルに戻りこれからの予定を考えます。まだ夕方の早い時間なので、これで今日の部をおしまいにしてしまうのは惜しい。
またオビスポ通りに行こうかどうしようか…
でも、かなり疲れてるし。
太平洋を越えてキューバまでやってきて、絶っ対に見ておきたいものを片付けておくことにしました。
革命広場のゲバラとカミーロに会いに行く!
キューバに到着した深夜、タクシーの中からライトアップされたゲバラを見て感動したアレです。
革命広場はベダード地区にあり、旧市街からは少し離れた場所にあります。
ハバナバスツアーのT1に乗れば通過するようです。
T1なら10cuc、でも例のルーフトップバスでひと回り1時間半とか今日はもうキツイ…
中年は中年らしく、費用より時間と労力を重視してタクシーで行くことにしました。
ホテルのエントランス前で客待ちしているタクシードライバーと交渉します。
「Taxi?」
「Si,I want to go to Plaza Revolucion」
「One way?」
「No,go and retern」
常々コミュニケーションとは気合いだと思っております。
スペイン語英語(単語オンリー)と日本語で適当に交渉します。
タクシーのおっちゃん「25cuc」
えるぞう「20cucにならない?」
思ったより高かったので一応値切ってみました。
おっちゃん、ちょっと待てと言ってだれかを探しに行く。
要するに、正規のタクシー(黄色い車)だと基本的には値切れないようで、他の古い車で営業している仲間を探しに行くようです。
多分ですが、黄色いタクシーは政府の認可を得て営業しているようで、ちゃんとドライバーの証明書のようなものが車内についています。
とはいえ、「その人が認可を受けた」というだけで、実際は別の人が(多分家族とか友達)ドライバーだったりします。
一応、安心と言えると思います(でも高い)
話を戻すと、誰かを探しに行ったおっちゃん、うまいこと見つからなかったようで「25cucじゃダメか?」と再度尋ねてきました。
自分もだいぶ疲れていたのでその辺が落としどころと思いました。
えるぞう「チェとカミーロの写真いっぱい撮るよ、OK?(多分英単語)」
おっちゃん「Oh!Che and Camillo!」
ここでガシッと握手。
通じ合った瞬間でした。
アレですね、キューバの人たちはゲバラかカミーロの名前を出すと急に親近感が沸くらしいです。
もう、気が合うなあ。
めでたく交渉が成立し、早速革命広場に向かいます。
そして、やはりドライバーは別の人物。
おっちゃんが連れてきたのは彼の息子なのか知り合いなのか、だいぶ若くておとなしい感じです。
あのおっちゃんが楽しかったのにザンネン…
ドライバーの青年はスペイン語以外は解さないのか(自分も日本語オンリーだけど)、ほぼ無言で革命広場に向かって運転してました。
途中で見えた旧市街に暮らす人たちの普段の様子が興味深かったです。
「現役バリバリ廃墟」
これはえるぞうがハバナ旧市街に抱いた印象ですが、昔は壮麗だったと思われ今は廃墟のような古い建物たちが、今も現役で使用され生活の場となっている。
ホント、見た目は廃墟なんですよ。
でも生きてるんです。
この不思議な感覚がキューバなんだなあ…
さて、旧市街を抜けて車を走らせること20分ほど。
革命広場に到着しました!!
逆光過ぎます…
でもでも感無量です!!(涙)
ここでフィデル・カストロが演説やったのよ~~
あの長いやつ!(笑)
ああ本当にここにいたんだなあ……
広場に感動してましたが、塔みたいのはホセ・マルティ記念博物館です。
像もあります。
キューバ独立革命の英雄で、いろんなところに像があるだけではなく空港も彼の名前を冠しています。
カストロもこういうのがあればよかったのに…などと甚だ残念ですが、彼は自分が偶像化するのを許さなかったらしいので仕方ないですね…
そして。
ついに!
いや、また来たよ~~!!
チェ・ゲバラの肖像です。
描かれているのは内務省ビルの壁です。
正面から。
ゲバラの右下に「Hasta la victoria siempre」と書いてあります。
常に勝利に向かって、といった意味です。
カミーロ・シエンフエゴスも。
こちらは情報通信省で、ホセ・マルティ記念博物館から見て内務省ビルの右側にあります。
「Vas bien, Fidel 」(いいだろ、フィデル)と書いてあります。
どういう意味だろう(笑)
こんな位置関係です。
この広場を市民が埋め尽くして、カストロが熱い長い演説をしてたんだろうなあ。
ゲバラとツーショット♪
今回でようやく100記事に到達しました。
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